関東地方の栃木県には足利銀行と言う大手の地方銀行がありますが、2003年に経営破たんし、2013年に再上場できたばかりです。なお、栃木県には第二地銀でも大手の栃木銀行があり、売上面では全第二地銀の中で上位にランクされます。
その栃木銀行には「スマートネクスト」と言うカードローンがあります。
実は、「スマートネクスト」と言う名のカードローンは他の銀行にもいくつかあります。宮城県の七十七銀行、香川県の百十四銀行、福島県の東邦銀行、埼玉県の武蔵野銀行などがあり、保証会社がエム・ユー信用保証であること、イメージキャラクターが女優の内山理名であることも同じです。
また、カードローンの特徴にも似通ったところが多くありますが、それぞれの銀行で異なる点もあります。
栃木銀行のスマートネクストは貸出限度額が500万円で、金利は4.0〜14.8%です。貸出限度額500万円の中に10コースの利用限度額が設けられています。
金利の詳細は70万円コースまでは14.8%、100万円から200万円コースまでは9.9%、250万円と300万円コースは6.0%などとなっており、70万円コースまでは都市銀行の金利より高くなっていますが、100万円コース以上は都市銀行より低いため、高額な借入をする場合はメリットがあります。
スマートネクストを利用するためには栃木銀行の営業エリア内に在住か、勤務先が無ければなりません。申込は店頭窓口で受け付けていますが、ホームページ、電話、FAXからも申込ができ、契約手続きも郵送でできるため、来店せずにお金借りることも可能です。
ホームページから申込む場合、「簡易審査申込」と「仮審査申込」のボタンがあり、簡易審査申込では希望借入額や氏名、住所、電話番号、勤務先の名前、住所、連絡先しか記入しません。
従って、簡易審査で可の連絡があったとしても、改めて仮審査に申込むことになります。しかし、簡易審査の項目だけでも信用情報機関にある信用情報と照合すれば貸出の可否がある程度判断できるため、簡易審査に通った後で仮審査、本審査に落ちると言うことは滅多にありません。
借入は栃木銀行の他、提携金融機関のATMを利用します。約定返済は毎月6日の栃木銀行口座からの引き落としで、約定返済額は借入残高が30万円以下で5千円、30万円超50万円以下で1万円、50万円超100万円以下で2万円、100万円超200万円以下で3万円などとなっています。
なお、任意返済としてATMや店頭窓口からの入金も可能です。
ちなみに、スマートネクストには自動融資機能があるため、公共料金などの引き落とし決済時に残高が不足していると、自動的に不足額が融資されて口座に入金されます。